[WSレポ]甘酒と米粉のおやつつくりとお茶会☆Japanese Superfood, Amazake...
太陽暦では年度末、月暦では新しい一年のはじまり。
わたしたちの日常に息づく先人の知恵「発酵」。
お米と麹菌から育つ甘酒やからだにやさしい食材でかわいいおやつをつくりましょう。
ソラノサトのちびたんぼの無農薬米や玄米麹も使います。
やさしいおやつを飾るための持ち運び用の紙のスタンドもつくりましょう。
大切なわたし、大切なひとたちにふさわしいように、季節の植物と一緒にテーブルを飾りましょう。
[ケーキスタンド&おやつつくり]
紙コップと紙皿を重ねて簡単スタンド。
おやつ作りには、炊飯器でつくる濃くて甘い甘酒を(*1)。
米粉クレープ(*2)に甘酒スプレッドを塗って重ねてミルクレープ。甘酒蒸しパン。米粉のマフィンに甘酒きなこクリーム(*3)。差し入れの素敵な米粉シフォンケーキ。
[盛り付け]
ソラノサトの庭に出て、飾りつけに使いたいものを集めます。
自分のスタンドに貝殻や草花を飾るときの、誰に見せるでもないほんのりとした微笑みや普通の顔が素敵。
やわらかいものを持つときのほわっとしたちいさな手のかわいいこと。
ほっと…いただきます。
<紙皿と紙コップを使った理由>
新たな材料で作ることが目的ではなく、おうちのお皿やコップで作る方法を体験するためです。
「いちいち新しく買わなくていい」「専用のものがなくていい」「おうちにあるものでこんなに楽しめる」そんな視点を体験したい。
すでにあるものを工夫して使うこと、転用することは、ひとつのモノを、私たちの日常を、自分で何倍にも おもしろくできる。
その視点があれば、わたしたちの日常はますます可能性に満ちていると思うのです。
*1 炊飯器甘酒
・米麹200g 300g
・お湯350cc (70℃)525cc ※これ以上上がると麹菌が働かなくなる
①炊飯器を保温モードで温めておく
②炊飯器にお湯を入れ、65℃くらいになったら米麹を入れてよく混ぜる
③炊飯器の釜の上にふきんをかぶせ、8-10cm隙間を開けてふた閉める。
この時、スーッと余裕で男性の手のひらが真ん中まで入るくらいの隙間(9cm程度の隙間)を空けておきます。
厚めの書籍などを重石にして蓋の位置を調節します。
④1時間経ったら一度全体を清潔なしゃもじを使って混ぜます。
⑤2時間経過したら蓋とふきんを開けて甘麹の色を確認し、少し茶色くなっていたら炊飯器のスイッチを切り、そのまま常温まで冷まします。
⑥再度保温スイッチを入れて 60度まで甘麹の温度を上昇させます。
この工程を踏むことで甘麹の甘味がさらに増します。
⑦スイッチを切って、清潔な耐熱性の保存容器に入れ、そのまま常温まで冷まします。
その後、冷蔵庫で保管して3週間程度で使い切ります。
*3 甘酒きなこスプレッド
・甘酒50g →80
・きなこ30g ・塩
①混ぜたらできあがり
*こどもたちに大人氣でした