【竹ほうき師匠の竹ほうき】1.竹ほうきができるまで
1.竹ほうきができるまで
竹ほうき師匠の竹ほうきつくりは、
春の竹山の視察からはじまり
夏の竹山全体の整備、
秋に間伐しはじめ切った竹を並べて
葉が自然に落ちるのを待ち、
冬に制作スタート。
枝切りをし、
その中からよい枝を80~100本選んで
寸法切り10本ずつ束にして、
5組ずつ仮組み柄をはさんで仮留めして、
枝の流れを整え針金で本留めして、
全体を整えてひもを通して
ようやくできあがります。
一本の竹ほうきができあがるまで 丸一年。
師匠が一日でつくることのできる数は
最高でも2本です。
(つづきます)