[オリジナル曲の話] vol 2. 桜の向こうへ(2017)
桜の時期に生まれた曲で
いのちのめぐりがテーマです。
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変わらないものは
なにひとつなく
いのちもそうです。
でもそれで
終わり
ではなく、
四季のめぐり
いのちのめぐりのなかで
わたしたちの中に
かならずなにかが芽生え…
大きな源へかえったいのちは
また新たなものをつむぎはじめる…
そんな希望を感じるワルツです。
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2016年春の熊本地震で
天に還った方々を想い
歌詞には
熊本の美しい風景や名所のイメージが
織り込まれています。
阿蘇、外輪山、草千里
阿蘇神社、熊本城
白川水源ほかたくさんの泉、
鍋ケ滝ほかたくさんの滝、
八代、天草諸島
そして桜。
これらは日本のなつかしい普遍的な
美しい風景ともいえます。
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春は変化の時。
ひとつのことのしめくくり。別れ。
そして次にはゆっくりと…
必ず新しいことが待っている。
さまざまな想いの方が
やさしい桜色の花ふぶきに
ふんわり包まれますように
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