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[WSレポ]へびいちごのチンキつくり 2/3-美しい優秀かゆみどめ•虫さされ液-Beautiful ...

野原の水玉模様のようなへびいちご*¹。

立夏*² の頃に赤い実がついて、

その実でチンキをつくれば

蚊が出てくる頃に使うことができます。

 

(はあー自然のタイミングはなんて美しいのでしょうね)

 

チンキは作っても、

蚊に刺されたら、

塗るよりなにより、すぐに水で洗い流しましょう。

 

(蚊の唾液を洗い流し、ヒスタミン反応を減らすためです*³)

 

それで治まればよし。

治まらなければ、虫刺され液をちょんちょん。

 

野原に出てつくってみよう。

 

【へびいちごチンキ*4の作り方】

<材料>

•へびいちご 1/2カップ

•ウォッカ(ホワイトリカー) 1~1.5カップ

※瓶の7-8分目でOK

※へびいちごがかぶるくらいでOK

 

<作り方>

①実を集めます

*採ってもいい場所で必要な分を分けてもらいましょう

②実を清潔な瓶に入れ、ウォッカを注ぎます。

※ガクはついたままでもOK

※気になる方は水洗いしてもOK。その場合腐る原因となる水気をしっかり拭きましょう。

③直射日光の当たらない常温に3週間~1カ月ほど置き、実が沈み、液が茶色く熟成したらできあがり。

かゆいところに、指さきでちょんちょんと塗ってつかいましょう。

※実をとりのぞいて保存します。

※来シーズンまで使え、翌年材料を足して作ることもできます。

仕込み完了!

作っている間の美しいこと!

(つづく)

 

*1 蛇苺(へびいちご)

科名:バラ科 属名:ヘビイチゴ属 多年草

学名:Potentilla hebiichigo / Duchesnea chrysantha1

英名:mock strawberry, Indian strawberry, false strawberry

原産:中国、朝鮮半島、日本

漢方名:蛇苺(じゃも)

4月~5月1.5cm程度の黄色い5弁の花を咲かせる。実は光沢がなく、無味。名前の由来は、おいしくないので蛇くらいしか食べない苺。ちなみに民間に伝わる見分け方には、白い花のいちご類は食べられる、黄色い花はおいしくないもしくは食べられないという大まかな方法もあるそう。

漢方では、全草を干したものを蛇苺といい、煮出して解熱や咳止め薬として利用されています。

実がついている時期に群生している場所を見つけておくと、毎年採ることができます。うちではガレージで少しずつ増やしているところです。赤い実のかわいさと気兼ねなく踏んで歩ける強さを兼ねたグランドカバーです。

 

*2 立夏過ぎて夏の気配

立夏(りっか)は5/5-5/20頃。

薫風さわやかな中に、夏の気配を感じる頃です。

 

*3 蚊のかゆみのしくみ

血を吸うのは、産卵するメスだけ。

太さ0.08ミリの針を刺し、約16秒かけて、麻酔と血の凝固を防ぐ役割をする唾液を注入、その後約2分半かけて血を1~2g吸うと産卵に向かうのだそうです。

比較的長い間肌に止まっていますし、またおなかいっぱいになるとゆっくり飛び立つようにも見えます。

見つかればぱちんとされるので、蚊にとってはまさに命がけの3分です。

 

人体は、麻酔と凝固防止の液に対して「ヒスタミン」を分泌するのだそう。そのヒスタミンの反応が「かゆみ」として感じられるのだそうです。

 

*4 ヘビイチゴチンキ注意

*実をとりのぞいて保存

*来シーズンまで使え、翌年材料を足して作ることも可能

*かいた跡や傷にはしみることがあります

*アルコールやへびいちごにアレルギーのある方は使用しないでください。

*ハチ、アブ、ケムシ、ムカデ、クモなどに刺された場合は医療機関などでそれぞれに対応する処置をとってください。

[参考:ふくしま科学振興協会・ふくしま森の化学体験センターHP]

 

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