FMひらかたさんの想い☆いいなと思ったら言っておく☆それぞれの立場にそれぞれの理由がある☆教育と文化...
閉局の今月、最後の収録に行ってきた。
コロナの影響で、日々の業務に加え
閉局に向けてのさまざまな特番や企画も
悪戦苦闘されている中、
プロデューサー氏が伝えてくださった想いを、
エッセンスだけ 静かにここでつぶやいておきます。
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負けずに最後まで頑張ります。
大好きなお仕事で、
誇りを持って携わってきたお仕事です。
ラストまでしっかりやり遂げて、
その姿をこれまで支えてくださった方へ お見せすることが
一番のお礼になると信じてます。
わたしは東北から関西に越してきたので
『枚方市=菊人形のとこ』くらいの認識しかなかった。
けれど、8年前、
FMひらかたは、神戸の震災後
「災害時に市民に情報を伝える手段が絶対にいる」という理由で
すぐにつくられたと聞いて
枚方市…なんて素敵な市なんだ…と尊敬の念を抱いたのだった。
さらにプロデューサー氏によると、
緊急時につながるためには普段から聞いていてもらう必要がある、
だからヒットチャートや笑える番組もしてるんですとのこと。
また、演劇や音楽、市民活動にもよく力を入れられていた印象が強かった。
そして災害については、
東日本大震災のあと、
被災地になった地域ラジオ局(わたしの住んでいた石巻市など)とつながって、
その時だけでなくずっと 共同配信を続けられていた。
わたしは2014-2022年 8年間
半年に1-2回くらい伺うだけの
ボランティアパーソナリティだったが、
伺うといつも プロデューサーやスタッフのみなさん
ほっこりと、そして使命を持っていきいきと
日夜お仕事されている姿が印象的だった。
SNSの発達、さまざまなラジオアプリや
参加型インターネットラジオ局もたくさん生まれている今、
市税の使途の見直しに伴い、
ラジオの役割は終わったとの市の判断。
すべてのことに、
それぞれの立場からの
それぞれにそうする理由がある。
最後にひとつだけ気になった議員さんの投稿は、
「FMひらかたに関する声は ただの一度も市に届いてない」。
なるほど。
そこで今さらながら、枚方市さんに、
市民のためにラジオ局を作ってくださったご英断への感謝と
スタッフのみなさんがどれほど真摯に日夜活動されていたかなど外部から見た意見と
いままでラジオ局を続けて下さったことへの感謝のメッセージを送らせていただいた。
確かに、日常で いいなと思っても
伝えるところまでいかないことも。
ちょっとすると忘れてしまったりして。
(私は、京阪バスさん降りる時お金が足りず
今度でいいよーと言ってもらったり、
JRさん無賃乗車の時は、天満駅の駅員さんに
電車代とお昼ご飯代まで借りたことがある。
これらはさすがにお礼と返金に行った。)
いいなと思うことは
こころのゆとりのあるときに言ったらいいね。
そんなことを感じていられる時間は、
人間でいる限りは無理な設定だけれど、
断続的にたくさんあるとなんだかしあわせだね。
(だから人からほめてもらわなくても 落ち込まなくていい。
みんなそれぞれに忙しいからね。
だから自分から満ちるといいね)
「経済」が1番上に置かれている世界では
派手ではない文化活動や公教育に予算がつきにくいように思う。
いきいきとした文化活動や あったかい心の通う教育は、
こころの奥の底のところに ぽっとした灯りを灯す。
けれど、
目に見えず、
いつ灯るか、灯るのかどうかも分からず、
数値化できるものではなく、
そもそも、詳細は忘れてしまって エッセンスだけでいいものだ。
大きな予算がつかなくても
回していけるサイズの 文化や学びのコミュニティがあればいける。
わたしの希望としては、 まず
いまのところ一番多くこどもたちが行く 公立の学校(特別予算のある進学校以外)に手厚くして、、
(こどもたち、先生や事務の方たち、 トイレなどの設備環境、学びや給食の内容など)
そして、 全体を引き上げる大切な役割をしてきてくれた
大規模な学校やコミュニティには 今までの感謝を込めて…
ゆっくりと…
より創造的に育ち表現しあうような 学びの内容とサイズへと
バトンタッチしてもらって…
形はどうであれ、
ひとりひとりがしあわせならいいな
こんな文化、芸術、教育の基礎には
基本的な安全・平和があるということ。
いまここで
自分から満ちれば
あふれるものが
世界をほっこりさせる
FMひらかたさん本当にありがとうございました
長文お読みいただきありがとうございます